国民健康保険の都道府県化

午後は静岡市で開催された第2回国保問題研究会に参加しました。県保険医協会事務局長の村上さんから丁寧にまとめられた資料とともに、国民健康保険の都道府県化についてのわかりやすい講演がありました。自治体レベルでも保険者が市町村から都道府県に移り、住民にとっても役所にとっても何がどう変わるのか明らかにされていません。今回の一般質問で取り上げようと思っていますが、現在より国保料(税)が高くなるのか否かは勿論、現在各自治体にある国保の特別会計そのものが無くなり、県に移ってしまうということも説明されていません。目的は国が医療費の削減を目的に都道府県にお財布を握らせて、市町村には100%の取立てを行わせる。払えない世帯は医療にかかれなくしてしまおうというわけです。これが2018年度(平成30年度)から始まるのです。議員にとっては情報不足ですが、職員すらもよく分からないという自治体もあるようです。自治体からもハッキリと県に声をあげていくことが必要になります。
研究会の最後に静大の川瀬先生が「今回の制度変更は本来自治体が持っている特別会計を無くしてしまうわけで、財政権や自治権にも関わる大きな問題だ。」という視点の大切さを話されましたが、心に残りました。
議員は制度変更をよく勉強しなければ議会での対応ができませんが、議会の外でも住民と一緒になって制度の改悪に対抗して運動していくことが大切になっています。

御殿場東小学校運動会

市立御殿場東小学校の運動会です。薄曇りの運動会日和です。小規模の学校ですが大きな声で元気な声援がこだましています。がんばれー！