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ブラックホーク着陸事件 [平和]

さる9月11日(日)、在日米陸軍のブラックホーク(UH60)が御殿場市神場にある(株)ショーワの工場駐車場に緊急着陸した問題で,昨日の総務委員会協議会の中で経過説明が行われました。この日は報道陣も詰め掛けていましたが非公開で行われました。
この事件の経過については既に市からプレスリリースがあり、新聞やテレビで報道されています。はっきりしなかった事は何故隣接した演習場の中に着陸しないで、あえて民間工場の敷地内に着陸したのかという点でした。
当局の説明では乗っていたのが在日米陸軍司令官という重要な人物であったため、気象条件が悪く管制塔との通信が途切れた状況の中で大事をとったという内容でした。
着陸してから約1時間後に離陸してキャンプ富士に向かうまで(株)ショーワの中への車の乗り入れも行われていたようです。こうした一連の行動は会社側には連絡がなかったようで、約1週間後に米陸軍の関係者が会社を訪問して謝罪を行ったようです。
今回の事件を起こした当事者は滋賀県の饗庭野演習場からキャンプ座間に移動途中の在日米軍関係者です。東富士演習場を使った訓練中の事件ではありませんでしたが、何故もっと早い段階で情報の開示がされなかったのでしょうか。
市は情報の公表責任は米軍もしくは国の判断によるものだと言います。確かにそうです。市も早い段階での情報提供を国を通じて米軍に要望しています。しかし、私は昨日の協議会の中で「住民の安全・安心を守るという立場に立てば、行政が独自の判断を行い情報を入手した時点で公表すべきであった。」と指摘しました。
住民にとってはブラックホークヘリコプターは軍用機です。それが演習中か移動中かは関係ありません。住民目線での早期の情報公開は住民の安全、安心だけでなく開かれた行政につながるものだと思います。

写真は昨日のSBSの報道記事から

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