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末の松山 波越さじとは     [防災]

写真00198(1).jpg 契りきな かたみに袖をしぼりつつ 末の松山 波越さじとは    (清原元輔)
有名な歌枕の地「末の松山」を多賀城市視察の折に訪れました。「末の松山」を波が超えていくのは「あり得ないこと」のたとえだとか、ボランティアガイドの方の説明では貞観の大津波でもこの「末の松山」を超えることはなかったため、あり得ないことのたとえになったのだといいます。
 そして、今回の東日本大震災の大津波でも、この「末の松山」には波は届きませんでした。すぐ近くの「沖の石」あたりは2m近くの津波が押し寄せて、今でも当時の水面の痕が残されています。街は震災が無かったかのような表情を見せていますが、爪痕は街の外観ではなく住む人々の内部につよく残されているように思いました。


写真00202(1).jpg白い線が津波の跡だそうです。
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