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南ノ原遺跡 [教育]

本日、午前中に小山町にある 御殿場・小山町広域行政組合が運営しているRDFセンターを訪ねた際、
RDFセンターのある土地に奈良時代の集落跡があったことを初めて知りました。名称は「南ノ原遺跡」。センターを建設する際に試掘調査を行ったところ遺物が発見されたため本格発掘調査を行ったものです。そのため建設工事が予定より遅れることになったそうです。
遺物として土師器や須恵器だけでなく製鉄を行っていた痕跡が見つかり鎌や釘なども作っていた事がわかりました。そして金メッキした耳飾りも発見されました。奈良時代にはすでにメッキ技術があったんですね!
さらにさらに地下10m付近からは古富士時代(15000年近く前)の木材(トウヒの仲間)も発見されたそうです。
この付近は横山遺跡、上横山遺跡などがあり、古くから人々の生活の場だったことがわかります。
この資料は今までRDFセンター3階に展示されていましたが、近日中に小山町教育委員会の管理に移行するようです。しかし、御殿場市でも小山町でもこうした文化財を展示活用するスペースを持ち合わせていません。調査結果は報告書として残りますが、住民の皆さんにとっては実物を展示して解説してもらうのが一番です。御殿場市でも郷土資料館をどうするのか議論がありますが、展示、解説、体験などが一体となった情報発信ができる施設になると良いですね。

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