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地域ねこ活動の会 [環境]

昨夜、私の住む東田中区で地域ねこ活動の説明会がありました。
各地で様々な野良猫の苦情が寄せられています。糞尿による被害はもちろん、家の軒下で子猫が生まれてしまった、餌やりによる衛生面での問題など様々です。しかし、ねこは狂犬病予防法などの法的な規制がなく、愛護動物のために行政が排除や捕獲する事はできません。
そこで、御殿場市内各地で活動が始まっているのが「地域ねこ活動の会」の取り組みです。地域住民が主体となり行政とボランティアが一体となって①猫の不妊去勢手術を進め、繁殖を制限します。②適切な餌やりと食べ残しの始末をします。③糞尿の掃除をし、餌場周辺の美化に努めます。TNRといって手術をするための捕獲は捕獲器を使って行い(Trap)地元の動物病院の協力で安価な料金での手術をしてもらいます(Neuter)、その後は元の縄張りに戻してあげて(Return) 餌やトイレの管理を支えながら猫の寿命を全うさせてあげるわけです。
野良猫の寿命は飼い猫と違い約4から5年と言われているようですが、実際取り組みを始めている市内の地域の実績では3年間に3分の1に減少したそうです。市からも市民協働事業として年間30万円の補助金を出して支援します。
私も含め何人かの方がボランティアに登録しました。早速今月20号の市の広報と一緒に全世帯に活動の紹介と飼い猫への注意喚起を行いトラップの設置を始める予定となりました。現在市内では4,5区で活動が行われています。これまでも何度かねこの被害について相談を受けてきましたが、啓発ポスターの設置ぐらいしか対処方法が無かっただけに、この活動の展開に期待したいと思います。

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