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第21回ECOまつり [環境]

午前中は第21回ECOまつりに参加しました。普段の自身の暮らし方を問い直す機会になっています。今年目新しかったのは株式会社リコーがこの秋から本格稼働させる予定のペットボトルキャップの油化事業のデモ機です。1キログラムのキャップから700〜800gの軽油(厳密には規格が違う)ができるようです。市役所玄関でもキャップを回収し始めています。

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野生キノコとセシウム汚染 [環境]

今年9月末に採取された県内、富士山周辺の野生キノコに関するセシウム汚染の状況が発表された。今回は木材腐朽菌系の枯れ木に出る種類のサンプルが多いようであった。そして、枯れ木に発生する種類は汚染レベルが低い傾向が見られた。
しかし、小山町内のサンプルから410ベクレルもの数値が未だに検出されつつけている現実に放射能汚染の長期化に大きな懸念を感じます。

image-20151007153643.png静岡県の分析結果

image-20151007153659.pngこれは今回の分析とは関係ありません。

富士山麓のきのこたち [環境]

一昨日、御殿場食品衛生協会からきのこ指導員の委嘱状をいただきました。以前は指導員の皆さんが山から野生きのこを採取してきて分類し御殿場保健所で展示しながら毒きのこの食中毒防止啓発活動を行っていました。
しかし、3.11福島原発事故以来この状況は一変しました。昨年の県の分析でもセシウム134,137ともに検出されている野生きのこの種類があるからです。国の原子力災害対策特別措置法による出荷制限が行われています。現在、富士山麓の自治体で出荷制限の対象は御殿場市、小山町、裾野市、富士市、富士宮市。山梨県では富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村です。長野県でも小諸市、佐久市、小海町、軽井沢町、御代田町、南牧村、佐久穂町が対象にされています。なんとも広範囲にわたる原発事故の影響です。保健所の予測では300bq/kgのサンプルが一般食品の基準値とされる100bq/kgに戻るには数十年間必要なようです。ため息が出ますね。
二度と同様の原発事故を起こしてはいけません。そのためには原発は再稼動させずに廃炉の道を選択する事です。

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富士山一斉清掃 [環境]

今年の富士山一斉清掃が富士山の御殿場口行われました。開会式まではなんとか天気が持ちましたが、その後は一気に霧の中。幸いゴミの量は年々少なくなっています。富士山の秋の花々を見ながら作業を行いました。
下山するバスが出発するタイミングを見計らって土砂降りの雨が降り出しました。今年は濡れずに済みました。

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エコアクション2015 [環境]

エコアクション2015 (第19回 御殿場市子ども環境会議)が昨日(8月11日)御殿場市民会館で開催されました。市内の小中高校生と先生、保護者などが参加して環境問題について様々な経験や学習をしながら御殿場の環境を良くするための子どもたちからの提案を行い、一人ひとりが取り組める環境問題を見つけようというものです。
毎年、エコアクションの代表から市長と議長に「御殿場の環境への提案」が行われ、この提案が行政の施策にどのように反映されたか発表されます。昨日も体験コーナーには160人以上の参加者があったようです。

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地域ねこ活動の会 [環境]

昨夜、私の住む東田中区で地域ねこ活動の説明会がありました。
各地で様々な野良猫の苦情が寄せられています。糞尿による被害はもちろん、家の軒下で子猫が生まれてしまった、餌やりによる衛生面での問題など様々です。しかし、ねこは狂犬病予防法などの法的な規制がなく、愛護動物のために行政が排除や捕獲する事はできません。
そこで、御殿場市内各地で活動が始まっているのが「地域ねこ活動の会」の取り組みです。地域住民が主体となり行政とボランティアが一体となって①猫の不妊去勢手術を進め、繁殖を制限します。②適切な餌やりと食べ残しの始末をします。③糞尿の掃除をし、餌場周辺の美化に努めます。TNRといって手術をするための捕獲は捕獲器を使って行い(Trap)地元の動物病院の協力で安価な料金での手術をしてもらいます(Neuter)、その後は元の縄張りに戻してあげて(Return) 餌やトイレの管理を支えながら猫の寿命を全うさせてあげるわけです。
野良猫の寿命は飼い猫と違い約4から5年と言われているようですが、実際取り組みを始めている市内の地域の実績では3年間に3分の1に減少したそうです。市からも市民協働事業として年間30万円の補助金を出して支援します。
私も含め何人かの方がボランティアに登録しました。早速今月20号の市の広報と一緒に全世帯に活動の紹介と飼い猫への注意喚起を行いトラップの設置を始める予定となりました。現在市内では4,5区で活動が行われています。これまでも何度かねこの被害について相談を受けてきましたが、啓発ポスターの設置ぐらいしか対処方法が無かっただけに、この活動の展開に期待したいと思います。

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富士山エコパーク焼却センター [環境]

梅雨明けの富士山を撮影しようとしている間に雲が湧いてきました。午後からは富士山エコパーク焼却センターに来ています。午前中の快晴ぶりから、広々とした眺望を期待したのですが、雲が広がり雨までぱらついてきました。
大阪から視察に訪れた日本共産党茨木市議団の皆さんと一緒です。PFI方式導入の経緯や、BTO選択の背景、直営方式との比較などについて質疑が行われました。やはり、そうだよねと思いながら聴いていました。(^_^)
ここの焼却灰は県外に運ばれて資源化企業により加工されています。焼成という手段を取っています。路盤材などに利用されているようです。

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富士山エコパーク その2 [環境]

この施設では143t/日の処理能力を持つ全連続式ストーカ炉によりごみの焼却処理を行っています。
5,000㎥の容量のごみピットのごみをクレーンが自動運転で撹拌する様は迫力がありました。ピットのごみは焼却炉に投入されて焼却しますが、この時の熱を利用して蒸気タービン発電機を回して電気を作り、一部売電も行っています。
焼却された後の灰(焼却残渣)は埼玉県などの業者のもとに運ばれて焼成、溶融などの処理を行い、路盤材などに加工されます。
ごみ処理工程
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ごみピットとクレーン
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中央制御室
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プラットホーム
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計量棟
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富士山エコパーク その1 [環境]

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午後から御殿場市・小山町広域行政組合が管理し、御殿場小山環境テクノロジー株式会社が運用している富士山エコパーク焼却センターを視察しました。ちょうど愛知県から視察に訪れた碧南市の職員の皆さんとご一緒させていただき、エコパーク施設の職員から説明を受けました。
演習場に隣接した施設のため、周りはススキの原ですが、360度の眺望が開けています。中でもセールスポイントはグルリと一周できる展望回廊です。平日だけでなく土日休日でもこの回廊には入場できます。トイレ、シャワーも使用可能です。今日は雨降りでしたが、天気が良ければ富士山はもちろん、駿河湾から丹沢山系までぐるりと見渡せます。双眼鏡まで完備されていて、鳥瞰図も準備されています。更に御殿場市と小山町の観光パンフレットまで並べられていました。素晴らしい!
また、施設内のごみクレーン置き場や脱硝装置、タービン排気復水器などを解説画像付きで見る事が出来、ごみ処理工程を知る事ができるようになっています。
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第50回環境衛生大会 [環境]

御殿場市第50回環境衛生大会に参加しています。50回目の節目の年、環境衛生功労者の表彰では1個人の方と4団体の皆さんに表彰状が贈られました。いずれも長年にわたり地道な清掃活動等を地域で続けてこられた皆さんばかりです。その息の長い活動には敬意を表します。
つづいては御殿場市環境衛生自治推進協会総会に移り、平成26年度の事業報告と収支決算報告及び監査報告が行われ了承されました。平成27年度の事業計画と収支予算についても了承されました。
この後第二部でNPO 法人エコハウス御殿場理事長 勝又さつき氏による「資源を活かす3R」と題した講演が行われました。
御殿場市の新たな制度では袋が有料化されました。これは単に袋のコスト分を負担するのではありません。ゴミ処理手数料分のコストが上乗せされていることが特徴です。近隣では沼津市や裾野市が袋コストだけを負担する制度になっています。一枚当たりの単価を同サイズで比較すると、自治体によって値段が異なるのはこの点に原因があります。上乗せされた手数料でゴミ処理コストが賄えるわけではありません。何に使われるのかは注視していきたいと思います。
ゴミは減量が第一です。資源を活かす3Rという話がありました。心技体だそうです。環境に配慮した暮らしを心がける市民、環境問題の貢献できる技術、環境に配慮した社会の仕組み(体制)という説明にはなるほどと思いました。

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