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富士山麓のきのこたち [環境]

一昨日、御殿場食品衛生協会からきのこ指導員の委嘱状をいただきました。以前は指導員の皆さんが山から野生きのこを採取してきて分類し御殿場保健所で展示しながら毒きのこの食中毒防止啓発活動を行っていました。
しかし、3.11福島原発事故以来この状況は一変しました。昨年の県の分析でもセシウム134,137ともに検出されている野生きのこの種類があるからです。国の原子力災害対策特別措置法による出荷制限が行われています。現在、富士山麓の自治体で出荷制限の対象は御殿場市、小山町、裾野市、富士市、富士宮市。山梨県では富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村です。長野県でも小諸市、佐久市、小海町、軽井沢町、御代田町、南牧村、佐久穂町が対象にされています。なんとも広範囲にわたる原発事故の影響です。保健所の予測では300bq/kgのサンプルが一般食品の基準値とされる100bq/kgに戻るには数十年間必要なようです。ため息が出ますね。
二度と同様の原発事故を起こしてはいけません。そのためには原発は再稼動させずに廃炉の道を選択する事です。

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