ごてんば線まつり

　今日は市内各地で地域の文化祭などのイベントが目白押しでした。幸い天気が回復したために、どこの会場も賑わったようです。私は御殿場駅で開催された「第7回ごてんば線まつり」に参加しました。
　ぽっぽ広場にはD52蒸気機関車が日常的に展示されていますが、この日は正面の柵が取り払われているため、正面から機関車の全景が見られました。また、JR東海のOBの皆さんが汽笛を鳴らすデモンストレーションも行われ、「ポ～ッ！」という懐かしい音が駅周辺に鳴り響きました。機関車の前では大勢の親子連れが記念撮影を行っていました。






　駅前の広場に設けられたステージでは、市内の文化団体が、合唱や民謡、フラダンスから、和太鼓演奏など、次々と演じられました。驚いたのは演奏などが終了するたびに、出演者が餅まきをするという大サービスです。市内業者だけでなく、御殿場線沿線の町からの出展ブースも並び、楽しい買い物もできました。私は富有柿と干物、山椒のつくだ煮などを買い求めました。買い物スタンプラリーも行われ、豪華景品に皆さん大喜びでした。
　こうしたイベントだけでなく、年間通じた滞在型の観光を作り上げることが、当市の課題です。今日も市民の方から「豊かな自然を学びたいと県外から研修の依頼が来ても、多人数を受け入れられる宿泊施設がないために、山梨県に宿泊することになった。」というお話を伺いました。富士山の自然を学びたい。その多くが小、中学生や高校生であれば、その人数規模はやはり数百人となります。市内施設では限りがあります。大きな宿題をいただきました。