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まちごと「子ども図書館」 [教育]

19日には大阪府の高槻市で「まちごと『子ども図書館』」事業を視察させていただきました。
高槻市は「子ども図書館」を施設としてではなく、子ども達が「あらゆる機会」「あらゆる場所」で、読書に親しむことができる環境を整備するシステムとして捉えているところに特徴がありました。図書館を中心に学校・幼稚園、公民館、子育て総合支援センターなどの公共施設や家庭・地域文庫などとも連携して、市内全域を「まちごと『子ども図書館』」として機能させています。
具体的には、各施設へ図書を長期貸出して、1施設200から500冊を1年ごとに巡回させて、子どもたちが常に新しい図書に出会えるようにしています。
この日は高槻駅近くの関西大学構内にあるミューズ子ども分室を訪問しました。関西大学内にあっても高槻市が運営しています。子ども図書館のサービス実施の拠点です。昨年度の実績では、おはなしの会などの行事が408回開催され、参加者数は5,258人。入館者数は53,173人、貸出冊数は75,952冊、開館日数は264日でした。本の中にはICチップが入っていて本の貸出、返却や書籍検索なども容易になっています。
その後市役所に移動して図書館職員の皆さんから丁寧な説明と質疑応答の時間を取っていただきました。
この事業には市内の94施設が参加しているとのこと、また、市内には以前から地域・家庭文庫の活動も根付いていたようで、19箇所の文庫があるのも驚きでした。これだけのシステムですが直営を基本に頑張っておられました。図書館に指定管理者は絶対になじみませんからね。
御殿場市も老朽化した図書館の工事や分館の建設が今後の大きな課題です。参考になることがたくさんありました。高槻市の職員の皆さんありがとうございました。
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